2005年12月23日

vs キャブス

2年前の12月にはレブロンを見に現れたので、今日もひょっとして?と思ったけれど、来たのはピペンだけみたいです。これは20日のボブキャッツ戦だそうですが、マイケルもこうやってコートサイドで観戦してくれないかな〜。

051220_Pip

さてブルズ、せっかくの全米放送で見事にレブロンの引き立て役…。
なにしろ、チーム全体でフリースローが10、レブロン1人で13。ブルズのFG%は良いのに、リバウンドもアシストも上回っているのに、FTが10対41じゃ勝てないよ。

ところで、レブロンは相変わらずの活躍ぶりですが、試合前にシカゴ・トリビューンのサム・スミスが少ーし辛口なコラムを書いていました。先日のピペンのトークで、「お金を払ってでも見る価値がある選手」にレブロンの名前がなかったこともあり、ちゃんと読んでみたのですが。(訳は「続きを読む」にて)

ヒューストン・クロニクル紙が付けたタイトルは、『James good but not near Jordan's level』――それは年齢的に当たり前だろうけど、トリビューンのタイトルは、『If he pays mind to "D," he may matter -- LeBron James is brilliant on offense, but Cavs need more from superstar』ということで、やはりディフェンスが今いち、という内容でした。(ひでさんが言われる通りでしたね!)
まぁ、レブロンは称賛されるばかりだから少し辛口に感じるだけで、あえて粗探しというか、期待すればこその提言だと思いますけど。

でも、サム・スミスはコービーのことはすごく買っています。2004年のファイナル終了後、コービーがメディアから一斉に「セルフィッシュ」と批判されたときも、かなりかばっていました。(だったら、若い頃のマイケルのこともかばってくれよ、と思わないでもなく(笑))それはやはり、コービーのディフェンスを評価しているんでしょうね。そこのところ、結局ピペンも同じ見方ということかな。

なんにせよ、レブロンはまだやっと21歳(月末で)ですもんねぇ。まだまだこれから。いいなぁ。レブロンのファンになれば、彼のキャリアをずーーーっと最初から最後まで見守ることができるんだ。。。たっぷり20年くらいも。<20年後の自分の年齢は考えたくない!(^▽^)

【If he pays mind to `D,' he may matter】

By SAM SMITH Dec. 21, 2005

今季はレブロン・ジェームズが高度なエアまでジャンプした年になるはずだった。

けれども、ネクスト・マイケル・ジョーダンというよりも、ジェームズはむしろネクスト・ケビン・ガーネットのように見える。

悪くはない、念のため。ただし、プロスポーツ界で本当に重要なプレーヤーは、オールスターゲームの出場回数ではなくチャンピオンシップをカウントされる。

今日のクリーブランド・キャバリアーズとブルズの対戦は、ディビジョンの下位争いになるだろう。

伝説の要素とは言いがたい。とりわけ、シーズン前にジェームズ自身が、ついに本格的なプレーオフ・コンペティターとなるメンバーを手に入れたと公言していたから。3人のコーチ、2人のGM、新しいオーナー、それにもかかわらず、キャブスは昨年の23ゲーム終了時点と同じレコード(14勝9敗)である。

<ディフェンスはどこに?>

キャブスはリーグでも最低のディフェンス・チームの1つだ。失点は20位、許したFG%は27位、相手の3P%は驚異的な40.2%という最下位。さらに、自分たちのアシスト数と相手チームに許したアシスト数で、下位3チームの中に入る。つまり、ボールをうまく動かさず、相手チームのボール・ムーブは阻止できていない。

ディフェンスの専門家だと考えられた新コーチ、マイク・ブラウンの存在にもかかわらず。 実際、ブラウンは今週、サンズやキングスのようなオフェンス志向のチームのプレーを批判した。

「彼らはバスケットボールで勝っていない」と、ブラウンはアクロン・ビーコン・ジャーナルに語った。「ファンには魅力的に見えるだろうし、話題にするのも楽しいだろう。だが、プレーオフで勝てるかとなれば、そうはいかない」

キャブスとは対照的に、もちろん。

おそらくブラウンは -- そしてジェームズも -- まずプレーオフに進む心配をすべきである。多分ブラウンは、コートの両エンドでのプレーで知られているわけではないジェームズを含め、チームの人材について考えるべきである。ディフェンスのローテーションでトラブる不適応者が多すぎる。

<かなりの才能>

これは、ジェームスが片側のエンドで素晴らしく印象的なプレーをしていないと言うのではない。

実際、ジェームズのようなアスレティックな標本は今まで1人もいなかった。彼はシャキール・オニールのガード版だ。NFLのラインバッカーのサイズに、優雅さとスピードと体操選手の跳躍力を備えている。

スコアリングでは、ジョーダンのような1試合30.7得点でリーグ3位。同様に、1試合あたりのフリースロー回数もジョーダン並の10.1回。スティールでは22位、3P試投数は23位。スリーポイントを打つことがありふれた時代に、その過剰は許そう。そして彼はまた、1試合およそ6リバウンド、5アシストをあげている。

ではなぜ、彼のチームはホームでネッツやホークスに敗れ、過去10試合中7試合で100失点以上しているのか?

我々はインスタントな満足を求める傾向にある。おそらく、たった2シーズンで大勢のメンバーと経営陣の変化を経験したジェームズに、それほど早く最終的な成功へ達することは要求できないのだ。結局のところ、ジョーダンは7年目まで優勝できず、何年もの間、チームメイトを向上させていないとか、自己中心的なスコアラーだとか、自分のマ−ケティングに関わりすぎていると言われてきた。

もっとも、ジェームスは目標を持っているように見える。

彼は先月AP通信に述べた:「15年か20年以内に世界一の金持ちになりたい。それが僕の目標の1つだ。億万長者になりたいんだ」

ほら、マイケルだって、たくさんのシューズとソフトドリンクを売りたがっていた。害はない。

しかし、ジェームズからまだわずかしか見られないものは、チームをそのパーツパーツより良くする、言葉では表現できない能力だ。

センターのジドルナス・イルガウスカス、ガ−ドのラリー・ヒューズ、フォワードのドリュー・グッデンとドニエル・マーシャルなど、キャバリアーズには十分なタレントが揃っている。本当に偉大なプレーヤーには、そのチームを本来のタレント・レベル以上に高める能力があるものだ。素晴らしいショットを決めたり、大きなディフェンスのプレーをしたり、重要なパスを通したり、決定的な違いをもたらすだけでなく。

ガーネットはめったにそれをしない。彼の脇役が良くなければ、彼のチームも良くない。オールスターゲームやオリンピックでは人をあっと言わせても、彼のチームはプレーオフの常連というわけではなく、たとえプレーオフに進んでも、めったに勝ち上がらない。

現在、ジェームズはリーグ最高のオフェンシブ・プレーヤーかもしれない。

プアなシューティングを課題にされれば、優秀な、時には卓抜した、シューターになった。

素晴らしい50%のシュート確率と、申し分のない35%のスリーの確率。たまに彼は、新たに見いだされた自分のジャンプショットの能力や、彼にMVPを取らせたいメディアの願望に心を奪われているように見える。

フロアを見る能力、あるいはパスの能力、そういう天から授かったまれな才能を持つ者にしては、気まぐれなスコアリングのどんちゃん騒ぎにそれ過ぎる。彼がそうするとき、たいていキャブスは負ける。

リーグのトーチを求めて立ち上がり、競うつもりなら、そこには異なるスタンダードがある。

その選手はゲーム全体でプレーして(ジェームズはそれを一貫して行ってはいない)、ゲームに相違をもたらさなければならない。ジェームズはまだそうしていない。だがやがて、彼が偉大であるか、それともただエキサイティングなだけか、我々にも分かる時がくるだろう。


posted by まき at 21:40| Comment(2) | TrackBack(0) | BULLS+シカゴ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コービーとの比較ですけど、MJの得点能力の真骨頂、というより選手としての真骨頂はプレイオフに入ってから発揮されるものだと思っています。
MJ以外でプレイオフでも40点、50点ゲームを連発して試合を支配できることを証明してるのは現役ではアイバーソンだけだと思うので。シャックはFTが入らないので自動的に却下w

やはり私の睨んだ通りでしたね(ニヤリw)
サム・スミスのコラムはHOOPでも連載していてそこでのレブロン評は「素晴らしい選手だが、MJがしてたような自分の能力を徹底的に見せつけて相手を粉砕し、二度と立ち向かってこないような動きはできない」だそうです。
これだけ見るとMJは冷血非道の極悪人でレブロンは素晴らしい人格の良い人という風にも解釈できそうな言い方ですw

ちなみにHOOPのコラムでもサム・スミスはコービーを買ってる発言は多いですよ。特にメンタリティの部分ですね。もちろん批判もありますけど。あとMJのことは今まではすっかりベタ褒めですw
Posted by ひで at 2005年12月24日 16:37
◎ひでさん
>選手としての真骨頂はプレイオフに入ってから発揮されるもの

本当にそうですね♪ 確かプレーオフでは、圧倒的トップの平均得点だけでなく、総得点でも98年にジャバーを抜いて1位でしたよね。

それと、サム・スミスはそんなに良いこと言ってくれているんですか!「自分の能力を徹底的に見せつけて相手を粉砕し、二度と立ち向かってこないような動き」これこそ私が惚れ込む部分でもあります。以前、フィル・ジャクソンもNumberで、「コービーはナイフ、マイケルはハンマー」と例えて、「マイケルは相手を叩きのめす。壊滅させる」みたいに言っていたんですけど、美しさや優雅さだけでなく、そういうところが大好きなんです。
最近はHOOPを買っていないので、全然知りませんでした〜。サム・スミスのベタ褒め、読んでみたいものです。(笑)
Posted by まき at 2005年12月24日 20:41
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。