2006年03月05日

ゴッドファーザー

ESPNのビル・シモンズ記者のオールスターウィークエンド・レポート・・・こういう遊びのある文章は私も翻訳ソフトも苦手〜。まあ、だいたいの雰囲気はこんなもんかいな、と。(^^)
例えに使われている『ゴッドファーザー』は16日と17日にNHK-BSで放送予定です。
Godfather2 マイケル・コルレオーネは知っているけど、ルカ・ブラージとやらを確認してみたい。(笑)


Best random celebrity moment of the weekend
(木曜夜にジリアンズで開催された)バロン・デイビスとポール・ピアースのエイトボール・チャレンジ。私と友人のリッチは、安葉巻をふかして息を臭くするために、ひとけのないシガー・パティオでぶらぶらしていた。くつろいだ気分でNBAの話などしていると・・・突然、オークリーが戸口からぶらっと姿を現し、それに続いたのは、マイケル・ジョーダンを中心にした人間トルネード。

さて、MJが部屋に入るとどうなるか:あらゆるものがストップする。映画の1シーンみたいに。そして、どんなにつまらないパーティーでも、その瞬間にグレードがAプラスになる。まるで、MJの存在がすべてを有意義なものにするかのように。

とにかく、MJは入って来て、辺りを見回し、数秒間葉巻をふかし、オークと言葉を交わした ― 自分の周りで押し合いへし合いしながら、カメラ付き携帯で写真を撮っている25人ほどの人間などいないふりをして。90秒後、彼らは堪能した。新しい場所へ移る時間だ。そして、まさしくそのように、彼らはいなくなった。あとでリッチが言った通り、それは「一陣の風」だった。MJは突風だった。他の全員は、周りを飛び交う小枝や木の葉だった。不意にパティオは元の静けさを取り戻した。

The John Shaft Award
これはオークリーへ。『地上で最もクールな男』コンテストがあれば、絶対オークリーが勝つだろうから、どこかの局で放送すべきだ。薄笑いを浮かべつつ、傍らの酔っ払い同士の乱闘を超然と眺めている、『ロードハウス/孤独の街』のパトリック・スウェージのシーンを知っているだろうか? それがオークリーだ。どこかのパーティー会場へ、ギャング役のエキストラを何人か送り込み、10フィートのところで空砲の撃ち合いをさせても、オークリーがたじろぐかどうか私には分からない。彼はシカゴでMJの用心棒として仕え、今は2人とも引退した・・・それでも、私の見たところ、オークリーは依然としてジョーダンの用心棒だ。

Best Random Celebrity Moment Ever
土曜日の午後、NBAで働いている親友のサリーから「フォーシーズンズへ来いよ。ホテルのバーでブラッディー・マリーをやっているんだ」と呼び出しがあり、ジャム・セッションを後に。私がその申し出を断るなんてありえない。10分たらずで、私は友人たちと一緒にいた。リラックスして、フープの話をして、2杯目を頼むかどうか相談して。そこへ、ほかならぬチャールズ・オークリーが、3人の女友達を連れて現れ、我々のすぐ隣のテーブルに着いた。オークリーはさっそくマティーニを注文し、我々も2杯目のドリンクを頼んだ。

20分後くらい? MJが2人の友人と共に姿を現し、部屋は凍り付いた。(36時間で2度目の遭遇だ)最初は挨拶を交わすだけかと思ったが、間もなく彼が着席したことに気づく。やがて彼らはボックス席に移り、誰にもわずらわされることがないように、MJの両側をいすでふさいだ。(私はこれをChair Armada(=艦隊、大部隊)と呼びたい。ストリップクラブで、好みじゃないストリッパーのしつこいアプローチを防ぐために、男たちが良く使う手だ)オークリーがドリンクを追加したので、我々も料理とドリンクを追加することに。たぶん、我々は午後中ずっとそこにいたと思う。(そして、バーの請求書は400ドルにもなった)

事態は進む。人々はMJに挨拶するために、敬意を表するために、指輪にキスするために、続々とやって来る・・・それはほとんど、彼が実在のマイケル・コルレオーネ(オークリーはルカ・ブラージ)であるかのようだ。彼の長年のエージェント、デイビッド・フォークが、30フィート離れたところに座り、招かれるのを待ち、ついには諦めて、自分から寄って来た。(フォークは「昨夜はどれくらい遅くまで過ごしたんだい?」と尋ね、MJは軽く「7時半」と答え、我々は感嘆から黙礼した)

次々にドリンクが運ばれ、時々オークリーは脚のストレッチのために歩き回った。ある時、料理を注文しようと立ち上がったオークリーは、我々の食事を見渡し、リッチのチーズバーガーに目を止め、チラチラ見続けていた・・・我々全員は、オークが「そのチーズバーガーが欲しい。今すぐ」と言い出すのを待っていたが、彼はそうせず、自分のために1つ注文した。残念。

さて、2時間経過。皆が食事を終える。葉巻が取り出される。私はそこで、「絶対にカードが始まるぞ。MJがカードもせずに1ケ所で長時間座っているなんてあり得ない」と言った。

その瞬間を待つ間、奇妙な午後をもっと奇妙にするために、私はエルジン・ベイラーのテーブルを訪れ、クリッパーズについて10分ほど話した(我々は最近うまくいっているのさ ― まったく別の話だが)。元の席に戻ると、ちょうど私が予言したようにカードが持ち出され、彼らは「Bid Wist」と呼ばれるNBA選手の間で人気のあるゲームを始めた。オークリーとMJが組み、2人の友人と対戦する形式で。我々は、試合中のMJの伝説的な負けず嫌いを目の当たりにできた。トラッシュトークを連発し、皮肉な調子でクスクス笑い、良いカードに奇声を上げ、本当に泣かせてしまうのではないかと思うほど相手をいびる姿は、私やあなたが知っているコーポレイトMJではなかった。

私はうずうずしながらそこに座っていた。何しろ、カードやギャンブルには目がないのだ。さらに、サリーと私がオークとMJ組に勝つほど素晴らしい筋書きがあるだろうか? もちろん、そんなチャンスは絶対ない。でも想像するのは楽しかった。その間にも、その日はますます奇妙になっていく。6時頃、シャキール・オニールが仲間と一緒に姿を見せた。MJに「ドレスコードを守っているのが嬉しいよ」とジョークを言わせたフォーピースのスーツで。ほんの少し後、バックスのアシスタント、レスター・コナーが、巨大なジョーダン・ロゴの付いた真っ赤なスエットシャツで現われた・・・ランダムにウェアを選んだとき、その張本人に出くわすなんてことがあるだろうか? MJはどんどんやかましくなり、オークリーと2人で勝ち続けている。我々は皆、見ないふりをしながら注目していた。そして突然・・・

MJの妻が登場。

えーっと。

全員が彼女に席を譲る。彼女は夫の隣にすべり込む。そして哀れなMJは、9回までノーヒットノーランを続けながら、レフトフェンス直撃の三塁打を浴びた投手のように見える。トラッシュトークはやむ。彼は小さな子供のように大人しく座っている。葉巻が消される。もう仲間と遊ぶ時間ではない。再び夫である時間。その展開を見届けて、サリーは言った。「あれを見ろよ。俺たちと一緒じゃないか」

その通りだった。妻に頓挫させられる普通の男。私は初めて、マイクのようになりたいと思わなかった。


posted by まき at 22:23| Comment(2) | TrackBack(0) | All-Star Weekend | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゴッドファーザーとは何の関係もありませんが、
この日に放送されたK-1に出場したバダ・ハリ選手がJORDAN BRANDのウェアで登場し、
試合中も下のショーツはJUMPMANのロゴの入った物を着用していたのが、
愛用している私としてはすごく嬉しかったです。

下のリンクの上から5段目のフォトギャラリーをクリックしてください。
上から1段目の真ん中の写真と3段目の一番右の写真です。
http://www.so-net.ne.jp/feg/database/20060305rslt.html

生まれが1984年でマイケルがブルズに入団した年、身長が197センチとほぼマイケルと同じ、というところに共通点を感じました。
(1インチは2.54センチなのでフィートとインチを使ったアメリカの身長表記には少し幅があると思いますが)

バダ・ハリ選手は残念ながら負けてしまいましたが、JORDAN BRANDを身にまとう選手には、是非勝者であってほしいものです。
今後の活躍を願っています。
Posted by Be Like Mike at 2006年03月06日 21:24
おおっ!本当ですねーJUMPMAN!!
私もジョーダン・ブランドを身に着けている選手は無条件で応援してしまいます。(^^)
K−1は大晦日くらいしか見ませんが(ラスベガス大会をマイケルが観戦する場合は別(笑))、バダ・ハリ選手の名前は覚えておきます。
Posted by まき at 2006年03月06日 22:29
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