2007年09月02日

TIP-OFF (11)

英語の意味が分かっても、日本語にするのはまた別問題で…むぅぅ。
でも、日本語にしておかないと読み返したいときに困る。というか読み返す気になれない。
というか、きっともう一度英語を読み返す気力はない。(^^;

TIP-OFF : Filip Bondy(著) Published by Da Capo Press
第2章:Decision Time - 5


プロ転向についてのジョーダンの矛盾した感情を理解するには、彼の家族に対する忠誠心の深さを理解しなければならない。マイケルは、子供たちに惜しみない愛情を注ぐジョーダン家の5人の子供の三男として生まれた。一家の子供たちは皆、それぞれの才能に恵まれていたが、やがて、マイケルは選ばれた者であることが明らかになる。他に6フィート以上の家族がいない中で、彼の体格だけが急成長したのだった。5歳の時の不運な事故で、アスリートとしてのキャリアが危うくなったこともある:家でまき割りを手伝おうとして、斧で足の親指を切り落としそうになったのだ。その時、彼は裸足だった。近所の人が灯油をふりかけ、奇跡的に傷は治った。伝説的なキャリアはこうして救われた。足が速かったため、“ラビット”というあだ名だったレイニー高校の2学年と3学年の間に突然4インチ近くも身長が伸び、高校のチームメイトだった兄のラリーとほとんど1フィートも差がついた。背を伸ばしたかったら靴の中に塩をまいておけばといい、という母親の教えは、マイケルだけに効き、ラリーには効かなかったようで、ラリーの身長は5フィート7インチで止まってしまった。マイケルは背番号に23を選ぶことで兄に敬意を払った。それは、45番を着けているラリーの半分でも上達したいという意味をこめた番号だった。

マイケルの両親は、ターヒールズの応援を1試合も欠かしたことがない。必要ならば、息子の驚くべきプレーを楽しむために、ハワイへもヨーロッパへも旅行した。ノースカロライナ大学がインディアナ大学に敗れ、NCAAトーナメントから敗退したあとも、カレッジのプレイヤー・オブ・ジ・イヤーを受賞する息子を見守るために、シアトルまで大陸を横断した。マイケル本人も両親が近くでサポートしてくれることを大いに喜んでいた。もし、ノースカロライナ大学を退学し、どこか遠くの見知らぬ町に引っ越したら、両親はすべての試合に訪れることができなくなるだろう。それはきっと地理的に不可能だ。ジョーダンはまた、ディーン・スミスにも少なからぬ忠誠心を抱いていた。そして、たぶん最も重要なことは、ジョーダンが母親に地理学の学士号を取得すると約束していたことだった。たとえ実用的な理由は何もなかったとしても。そこで、彼は決断を延期し、学校の皆には残るつもりだと伝えた−−差し当たり。それは彼らの聞きたいことでもあったし、ジョーダンは協調的だったのだ。とにかく、彼の時間のほとんどはバスケットボールに費やされることになる。チャペル・ヒルではまだ授業が続いていたが、ジョーダンはインディアナ州ブルーミントンのオリンピック代表選考会に招集された。彼が選ばれることは誰にでも予測できたが、2度のカットを切り抜けてキャンパスに戻ったジョーダンは、4月26日にカーマイケル・ジムで地元メディアのための記者会見を開いた。授業はちょうど終わったところだった。そして、もちろん、集まった記者たちが知りたがった唯一のことは、彼がノースカロライナ大学にとどまるかどうかだった。発表の最終期限までもう2週間もなかったのだが−−書類には5月5日の消印が必要だった−−それでもまだ、決定的な言葉は何もなかった。チャペル・ヒルにとっては明らかに重大事であり、チームの今後は彼の決断にかかっていたのだが。

ぎこちない記者会見だった。スミスはまず、何も重要なことは発表されないとストレートに言明し、進行を始めた。「本人は前々から残ると答えていますよね。私はいろいろ状況を調査しているところです。最後に決めるのは本人とご両親だが、それはまだ時期尚早。5月6日(午前零時のデッドラインが過ぎて)になれば、皆さんも結果を知るだろうし、そんなに先のことではないはずですよ」
開襟のポロシャツを着たジョーダンは、4本のマイクロフォンの前に座り、スミスの言葉を繰り返した。

僕はここに残るつもりで、来シーズンを楽しみにしているところです。コーチはいつも選手たちに気を配り、本人にとって最善のことを望んでくれますが。今も、僕の人生にとって何がより良い道か、あらゆる状況を調査してくれています…両親は僕より人生経験が豊富ですから、僕も両親のアドバイスを考慮に入れるでしょう。母は僕にとっての教師ですが、彼女の考えは分かっているつもりです。でも、父はおどけ者なので、何を考えているのか分かりません。本当に。僕は両親にどんなプレッシャーもかけたくありません。ただ、今週末には両親や家族と話し合いたいと思っています。




posted by まき at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | TIP-OFF | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。