2007年09月18日

TIP-OFF (16)

ほんとに何にもないなぁ〜今頃どこ行ってんだろう。(ホットケ?(^^))

TIP-OFF : Filip Bondy(著) Published by Da Capo Press
第7章:Trial by Knight - 3


NBAのGMたちは比較的自由なアクセスが許されたため、ロッド・ソーンは体育館を歩き回っていた。「コートが何面かあったので、行ったり来たり選手を観察したものだ。練習の最後はメインコートでゲームがあった。ある時はマイケル・ジョーダンとチャールズ・バークリー、パトリック・ユーイング、ジョー・デュマースがチームを組み、相手を叩きのめしていたよ。バークリーは本当にすごかったんだ。ドクターJ以外のプレイヤーが、ディフェンスリバウンドを奪い、自分でボールを運び、ダンクでフィニッシュするところは初めて見た」

午前中、コーチたちは各ポジションごとに別れた選手たちを指導する。夜のゲームは白熱し、コート上のベスト2がマイケル・ジョーダンとチャールズ・バークリーであること−−必ずしもこの順ではなく−−は、ほぼ全員が同意するようになった。ジョーダンの力量は期待通りだったが、まだあまり知られていなかったバークリーは、コートを疾走し、あらゆる場所で敵をぶちのめし、仲間たちを激高させた。ユーイングのチームを相手にした練習試合では、バスケット周辺でユーイングに競り勝ち、リバウンドを奪い、あらゆる面で自分より半フィートも長身のセンターを相手にアンストッパブルであることを証明した。
「最初の週は1日に3セッションあった」と、後年NBA審判になったレオン・ウッドは言う。

早朝、昼、夕方。早いうちは、ケンタッキー大のパール・ワシントンやアントワン・カーが目立っていた。その後、チャールズ・バークリーが第一週を完全に支配したんだ。彼は自分の力を証明したがっていた。自分がトップ5に属することを全員に理解させたがっていた。でも、ボビー・ナイトの監督下で2ヶ月も3ヶ月もプレーしたがっていたとは思わない。第一週が終わって最初のカットが発表されたあと、チャールズは少し体重を落とすように命じられたが、逆に体重を増やしたんだ。だけど、あの第一週、彼はリバウンドを奪い、コートのエンドからエンドまで走り、ダンクした。観客を喜ばせるためにダンクしていたよ。彼は自分のゲームをしようとしていたが、その戦いにはナイトが勝った。まあ、最初から分かっていたことだけれど。

そのような当然の報いが来るまで、バークリーは自分のゲームを続けた。ある練習試合で記者たちは、ディフェンスリバウンドを奪い取り、ダウンコートをドリブルし、6フィート8インチのマーク・アラリーに突進するバークリーを畏怖しつつ注目した。バークリーはフロアに倒れた。アラリーはコート外に吹き飛んだ。バークリーは何事もなく立ち上がり、18フィートのジャンパーを沈めたのだった。あるいは、小柄だが気の強いジョン・ストックトンが、ブラインドサイド・ピックで倒され、バークリーに向かって拳を振り上げたこともある。高校生だったダニー・マニングもバークリーにぶちのめされた。
バークリーはそうやって全員を相手に文字どおり幅をきかせた。「彼は左手で僕を押さえつけて、右手でダンクしたよ」と、ノースウェスタン大学のマーク・ハルセルはスポーツ・イラストレーテッド誌に語っている。「きっと邪魔されたくなかったんだろう。あいつとは友達でいるべきだと思い知ったね」

バークリー本人は、チームに選ばれるかどうかあまり気にしていないと繰り返していた。ブルーミントンが目標ではなく、本当はもっと大きな計画があったのだ−−広告契約を確保し、ドラフトの指名順位を上げること。当初、人々は彼が全員にショックを与えようとしているだけだと考えた。それは少なくとも部分的には真実で、バークリーは自伝の"I May Be Wrong, But I Doubt It,"で、こう語っている。「まず第一に、俺はボビー・ナイトが好きではなかった。第二に、俺がオーバーンを後にしたのはプロになるためだ。ひと夏バスケットボールに専念するなんて真っ平だったのさ。俺の目的はドラフトの順位を上げること、ワークアウトで精神的にも肉体的にもプロへの準備を整えることだった。オリンピック選考会には参加したかったよ。そこでちょいと暴れて、ドラフトの順位を上げたかったわけさ」

選考会でもオーバーン大学でも、バークリーの目的は他人と違っていた。多少の楽しみと、なにがしかの金。しかし、選考会で関係者に感銘を与えるためにはナイトが必要だった。バークリーは、体重のせいで選考会から締め出されることを心配していた。当時の体重は280ポンドで、ナイトは215ポンドを希望していたのだ。今まで体重過多の選手を指導したことがあるかどうか質問されたとき、ナイトは「もう長いあいだ、ない」と答えた。
ガラにもなくうろたえたバークリーは速成のダイエットを試みたが、二度と自分の食欲を裏切らないだろうと誓う厳しい教訓を学んで終わった。暴食ボーイはよみがえった。

CB-trials.jpg 84trials-2.jpg

ぷりんぷりん。


posted by まき at 21:12| Comment(3) | TrackBack(1) | TIP-OFF | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バークリーは既にこの頃からスターの片鱗というか、その特異なキャラ立ちが惜しみなく出ていますねw
ストックトンがバークリーに拳を振り上げるっていうのは是非見たいシーンですね。というかストックトンについてもっと知りたいんですけど(そのパーソナリティーに非常に興味あり)いつか自伝とか出してくれないだろうか…、まー多分120%あり得ないでしょうけどw
Posted by ひで at 2007年09月19日 00:07
バークリーいいですね--!

体格の割にシューズが小さく見えるのは、私だけ・・
Posted by 埼玉のジョーダン at 2007年09月19日 00:43
◎ひでさん
サー・チャールズ、面白いですよね〜。ほんと、第2のバークリーは現れないんじゃないかと思うくらいユニークで。(アリーナスもなかなかオモロイ奴みたいですけど)
ストックトンの自伝は無理でしょうなぁ。ストックトンのようなキャラももう現れないでしょうね。
プレイヤーとしての非凡さと、一個人としての(良い意味での)平凡さの落差の大きさったら!
この章を読んでいると、当然ながらマイケルの章と違って知らないことが多いので、やっぱりストックトンやバークリーの章も読みたいなぁと考え直しているところです。

◎埼玉のジョーダンさん
私もシューズが妙に小っさ!と思いました。
すごーくバランスが悪く見えますねー。(^^;
Posted by まき at 2007年09月19日 21:04
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