2007年09月26日

理由

昨日、ESPNに小っさいマイケルの写真を発見。
One reason it's hard to be the next Michael Jordan とか書いてあるので、とりあえず眺めて(<読む前段階)みました。どうやら、「ジョーダンがスゴイだけじゃなく取り巻きも超一流揃いだった」と書いてあるらしい。どうでもいいや、と思いつつ、ブログのネタになるかな?と欲を出して読んでみることに。(笑)

An Interesting Wrinkle in The LeBron-Jordan comparison


――ん〜。読んでみたら当たり前のことだなぁ。
ロドマンがデトロイトで失敗だったという部分と、ウェニントンが特筆すべきロールプレイヤーか?(^^; てところ以外は反論しようもありませんが、何とな〜く完全に納得もできない。どこが洞察に満ちているのかさっぱり分からんし、時間を損した気分。
D・フォーク本人も「マイケルを超えるプレイヤーが現れないとは言わないが、アレを再現するには人知を超えた力が必要」と言ってますしね〜。

それに、そもそも、オールスターで“ダンスコンテスト”に興じたり、ESPYアワードでこんなことしたり、レブロンはジョーダン路線じゃなくシャック路線を歩むつもりなんでしょう?(^m^)
実際、怪物のような自分のイメージと戦う道なんか選ばない方がいいですよ。

テキトーですがざっと内容――

An Interesting Wrinkle in The LeBron-Jordan comparison

再読したハルバースタムの"Playing For Keeps"(邦題:『ジョーダン』)で際立って興味深かったのは、ジョーダンがバスケットボール選手として最高だっただけでなく、それぞれの分野で最高の仕事をする人々を周りに置くことができたようだということだ。

全盛期の彼は、史上最高の片腕(スコッティ・ピペン)と、史上屈指のリバウンダー&ディフェンダー(ロドマン)と、有数の3Pシューター(パクソン、カー)と、優れたロールプレイヤー(グラント、ウェニントン、BJ・アームストロング、ロン・ハーパー)に囲まれていた。彼のコーチは近代NBA最高のコーチであり、大学時代のコーチはディーン・スミスで、アシスタントコーチも史上屈指のコーチたち(テックス・ウィンターは伝説のトライアングル・オフェンス創案者)だった。

バスケットボール以外の世界でも、彼のエージェント(デイビッド・フォーク)は桁外れの天才で、ジョーダンを個人のスターとしてマーケティングした着想は、エージェントの間で伝説となっている(信じられないかもしれないが、当時はチーム競技の選手を中心にマーケティング・キャンペーンをデザインするなど聞いたことがなく、フォークが最初にその計画を明らかにしたとき、各企業の重役たちは「君はマイケルがテニス選手だと思っているのか?」と言ったものだ)。彼は今でも素晴らしい芸術作品として光彩を放つ広告をスパイク・リーの監督で製作した。彼のシューズはスニーカー界の帝王であるナイキ製で、彼のスニーカーは伝説のエア・ジョーダンである。彼のトレーナーは現代最高のトレーナーと評されるティム・グローバーだし、伝記作家まで二十世紀最高のノンフィクションライターなのだ。

(この説の1つの議論の余地:彼のGM(ジェリー・クラウス)は、才能を見つけることにかけてはちょっとしたもので、ピペンやトニー・クーコッチをドラフトし、他にも見事な動きをしたことは多くが認めるところだが、ばかげたドラフトや無意味なトレードに精を出すなど、さまざまな点で完全に非論理的でもあった。さらに、彼の人格が組織の全員を憤慨させ、最終的にフィル・ジャクソンやスコッティ・ピペンを出て行かせて、王朝の急速な終焉をもたらした)

これをレブロンと比較してほしい。レブロンの片腕と目される選手は、ゲームにおいて最も連続して期待外れで無効な選手の1人だ。彼のロールプレイヤーは、非常に一貫性のないパワー・フォワードと、心優しく鈍いセンターと、オフェンスができないポイント・ガードと、むらのあるウイングマンたちで構成されている。

彼のコーチ(マイク・ブラウン)はフィル・ジャクソンではない。多くの場合、手も足も出ないほど徹底的に圧倒されるようで、キャブスの2番目と3番目のスコアラーをベンチに埋もれさせ、どんな理論も無視したタイムアウトやロスターの選択を行う。(デトロイト・シリーズの第5戦を見たまえ。ブラウンが理由もなく浪費したため、キャブスには第1OTの最後にタイムアウトが残っていなかった)

テックス・ウィンターの伝説的なトライアングルオフェンスの代わりに、キャバリアーズはNBAで最悪の「ランダム・オフェンス」を行い、レブロンは効果がないスクリーン・ロールでボールを受けて、フープから25フィート離れたシュートを余儀なくされる。

コートの離れても、レブロンの仲間はややこしい。デイビッド・フォークのようなエージェントの代わりに、高校からの友人4人に業務を運営させ、パーソナルトレーナーはまずい仕事ぶりだし、シューティングコーチを見つけることができず、スポーツドリンクはゲータレードではなくPoweradeだ。(ナイキは素晴らしい仕事をしたが、レブロンはエア・ジョーダンの地位に達していないし、広告もスパイク&マイクではない)

(1つ余談:レブロンはNBA最高のビートライターの1人、ブライアン・ウィンドホルストにカバーされる幸運を持っている)

そして、クラウスの効果に疑問の余地がある一方、クリーブランドのマネージメントの無能さは議論の余地がない。カルロス・ブーザーを失い、ラリー・ヒューズにマックス契約を与え、デイモン・ジョーンズやドニエル・マーシャルと長期契約、リッキー・デイビスとダリアス・マイルズを安売りし、アンドリス・ビードリンスやアル・ジェファーソンやジョシュ・スミスやJR・スミスやジャミアー・ネルソンよりルーク・ジャクソンをドラフトし、ジョーダン・ファーマーやセルジオ・ロドリゲスよりシャノン・ブラウンを指名し、このオフにはバレージョとパヴロヴィッチを失いかねない。

もちろん、最後に言わねばならないことは、彼らが彼を作ったのと同じくらい、マイケルが周りの人々を作った可能性も十分あり得るということだ。フィル・ジャクソンはCBAで苦労していた。デイヴィッド・フォークは若く、これからのエージェントだった。スコッティはセントラル・アーカンソーのほとんど無名の大学生で、ロドマンはデトロイトとサンアントニオで失敗した試みだった。ナイキはまだ失うものがない比較的未知数な企業だったし、スパイク・リーもあまり知られていないインディーズの監督だった。誰もティム・グローバーのことを知らず、個人的なフィットネスプログラムの概念さえいくぶん新しかった。また、マイケルはサポーティング・キャストを見つけるのに数年かかった。

レブロンが、歴史を成し遂げるために必要なサポーティング・キャストを見つけるか、現在のサポーティング・キャストを伝説にするかどうかはまだ分からない。



posted by まき at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | MJ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は反論に一票です。周りの人間がそれぞれが最高の仕事をしたというのはあくまで結果論。どれもマイケル・ジョーダンという媒体を通してはじめて本物になったのでは?

マイケル以外の選手ではデイビッド・フォークの壮大な計画も単なる夢物語に終わったかもしれませんし、フィルとウインター(トライアングルオフェンス)は歴史に埋もれていったかもしれません。
もちろん全てがマイケルのおかげではありませんけど、同時にマイケルがいなければ何もはじまらなかったとも思うんですけどね…

>レブロンはジョーダン路線じゃなくシャック路線

レブロンは最高のセレブになることやビジネスを成功させることにもかなりの重点を置いているようですからね。
つまり己の人生を謳歌してやろうという意気込みがガンガン感じられて、そういう意味ではシャックに近いものがあるかもしれませんね。
まあお笑いではシャックには到底かなわないと思いますけど。(というかその必要なしw)
Posted by ひで at 2007年09月27日 01:42
あ、いや、私も書きそびれてますが、各事実には反論のしようがないだけで、総論としてはこんなのただの言い訳じゃん〜と思ってます〜。
確かに、デイビッド・フォークの着想はマイケルあってのことですもんね。
フィルのことだって、「フィル・ジャクソンの殿堂入りはジョーダンとシャックのおかげ、という意見も多いが、ジョーダンもシャックも、フィル・ジャクソンがコーチになるまで優勝できなかった。バークリーやユーイングのようなレジェンドでも優勝できずに引退しているではないか。(だからコーチは重要)」というコラムを読んだ時、そんなのお互い様で、フィルだってマイケルやシャック抜きで優勝してないじゃん…フィルならサンズやニックスを優勝させられたか?と思った人間ですから、私。

まー、ねー、レブロンが1963年生まれで、マイケルが1984年生まれだったらどんなことになったか、見てみたいですけど。

レブロンの「世界一の金持ちになりたい」などのセレブ志向には正直言って少し引きます…。
だから、完全にシャック派だと思います。(^^;
Posted by まき at 2007年09月27日 20:25
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